Erbafさんが選んだもの
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)[京極 夏彦]
京極夏彦のデビュー作にして、“京極堂シリーズ”第1作。
昭和の半ばの東京、古本屋「京極堂」店主の中善寺秋彦が、副業の“憑き物落とし”の手法を用いて犯人を追い詰める場面が圧巻の推理小説。作品中で語られる妖怪の由来や性質の解説や、鳥山石燕の妖怪画の絵解きもまた面白いです。
また、このシリーズは本の分厚さから俗に“レンガ本”とも言われ、読み応え十分、読後には達成感が(笑)。
巷説百物語 (角川文庫)[京極 夏彦]
江戸時代末、にっちもさっちもいかないような難題を金で引き受け、妖怪になぞらえた「仕掛け」で解決する小悪党の「御行の又市」一味を描いた時代小説(短編集)。
人の心に潜む闇の悲しさを描きつつも、決して重苦しい読みにくい小説ではなく、個々の事件の意外な真相に驚きつつサクサクっと読めます。
シリーズ第3作の「後巷説百物語」は直木賞受賞作。
月の影 影の海(上) (講談社文庫)[小野 不由美]
知らない人は居ないんじゃないかというくらい有名な、古代中国の世界観をベースにした異世界の12の国々(十二国)を舞台としたファンタジー小説「十二国記」のシリーズ第1作。
ストーリーが面白いというのもあるのでしょうが、文章が巧みで、物語の世界にぐっと引き込まれる感じがします。
陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)[夢枕 獏]
夢枕獏さんの人気シリーズ第1作。
平安時代の陰陽師・安部晴明とその友人・源博雅が、鬼や妖の引き起こす様々な事象を解明していく作品。
ストーリーも味わい深いですが、何よりも度々出てくる晴明の屋敷の縁側で2人が酒を酌み交わすシーンが良い!私はお酒は飲めませんが、思わずウラヤマシイと思ってしまいます(笑)。
探偵ガリレオ (文春文庫)[東野 圭吾]
ドラマ化・映画化された、東野圭吾さんの推理小説シリーズ第1作。
帝都大学物理学助教授の天才物理学者・湯川学が、大学時代の友人である刑事・草薙俊平の依頼を受けて、一見超常現象とも取れる不可解な事件を解決していく。
ドラマ・映画とは異なり、シリーズ第1作~第3作までは女性刑事の内海薫は登場しない。
また、一部、米村でんじろう先生を思わせる実験風景が登場(笑)。
シャーロック・ホームズの愛弟子 (集英社文庫)[ローリー・キング]
引退して養蜂業を営む著名な名探偵シャーロック・ホームズと、その弟子の女性、メアリ・ラッセルの活躍を描く推理小説シリーズ第1作。
コナン・ドイルの本家ホームズシリーズにも負けない推理が展開されているのもすごいですが、ウィットに富んだ文章が面白い!ローリーキングの文章がスバラシイのはもちろん、訳者(山田久美子)の訳も絶妙ということなのでしょう。作品途中で退屈になることなく読みきれます。
ハリー・ポッターと賢者の石(携帯版)[J・K・ローリング]
超有名なファンタジーシリーズ第1作。
「児童書じゃないの?」という方も居られるかもしれませんが、確かにシリーズ前半はそういった面もあるものの、主人公のハリーが成長すると共に、本格的なファンタジー小説の色が強くなり、大人でも読み応え十分です。
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プロフィール
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作家は京極夏彦、音楽家では姫神が好きです。
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