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「僕の人生を変えたかもしれない7冊の小説」

僕の人生を変えたかもしれない7冊の小説を陳列します。

もっと、知られていない名作や忘れられてしまった秀作を取り上げようと思ったのですが、Amazonに画像がなかったので、この7冊を本棚に置きます。

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sleepy-eyed-manさんが選んだもの

小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)[志賀 直哉]

文学史上は最も権威のある作家の一人なのに、今は読まれることの少ないのが、白樺派の筆頭、志賀直哉。

僕たちが日常で体験する、そこはとない感覚を、これほど上手く表現できる作家は他にいないと思います。

特に、後期の作品を収めた文庫版『灰色の月・万歴赤絵』は是非とも読んでいただきたい作品です。変哲のない風景から、すばらしい文章を紡ぎだす天才作家。

同じ白樺派の作家、里見惇『多情物心』も優れた作品です。文庫版が絶版になっているので、読む機会に出会った人は読んでみてください。

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好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)[舞城 王太郎]

小説が時代を反映しているのだとしたら、舞城さんは今の青年たちが抱えている、混沌とした心の中を作品としてよく具現化していると思います。

芥川賞の選考で、石原慎太郎氏が「タイトルを見ただけで、読む気がしない」作品だと一蹴したとのことですが、僕からしてみれば『太陽の季節』より100倍はすぐれていると感じます。

最近の作家では、作風はだいぶ違いますが、森見登美彦さんも大好きな作家のひとりです。彼も舞城さんと同様、特異稀な文体の持ち主。

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悪霊 (上巻) (新潮文庫)[ドストエフスキー]

17歳でこの本を初めて読んだ時、100年以上前に書かれたこの小説の内容が、すべて僕に向けられたメッセージなのだ、と感じました。

特に、キリーロフの自殺は酒鬼薔薇事件や秋葉原の通り魔事件の犯人の心情を、どんな評論よりも適格に表現しているのではないか、と思います。
(その狂気が、自分に向けられるか、見知らぬ誰かに向けられるか、その違いはありますが…)

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黒い雨 (新潮文庫)[井伏 鱒二]

「戦争文学」や「沖縄文学」というジャンルには、名作が沢山あります。
(「沖縄文学」は、特に戦争に関連していない名作も多くありますが)

その中でも、あまりに有名なのがこの作品。

この作品のほか、林京子『ギヤマン・ビロード』や大城立裕『カクテル・パーティー』、大岡昇平『レイテ戦記』、目取真俊『水滴』などの作品を毎年8月に読みかえしています。

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69 sixty nine (文春文庫)[村上 龍]

こんなにも"楽しく書かれている小説"は他には思いつきません。

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闇の子供たち (幻冬舎文庫)[梁 石日]

現代日本文学史が生んだ巨人・梁石日が、"貧困"をグロテスクなまで生々しく描いた作品。

『闇の子供たち』の他、多数の作品が映画化されているから有名だとは思いますが、それでも彼のすさまじさを表す評価には足りていない気がします。

そのテーマ性だけがクローズアップされがちですが、それを取り払っても、様々なことが読み取れる作品が多くあります。

例えば、「体験がどのように小説へと昇華されるか」という問題を考える際、ルポルタージュ『タクシードライバー』と小説『タクシー狂躁曲』ほど、大きな示唆を与えるテクストはないと思います。

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ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)[マーク トウェイン]

「小説とは何か?」と尋ねられたら、僕は黙ってこの作品を読むことを勧めます。

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sleepy-eyed-manさんの
プロフィール

sleepy-eyed-manさん (プランナー)

ファミコンと同じ年の1983年生まれ\r\n\r\n昼間はプランナー\r\n夜間は大学院生\r\n週末は高等遊民\r\n\r\n\r\n\r\n



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